クライアント:日本マクドナルド株式会社
商品名:マックベーカリー
実施期間:2008年7月1日~
URL:http://www.mcdonalds.co.jp/mcbakery/McTV.html
キャンペーンメッセージ:「マックベーカリーマンを探せ!」
ターゲット:マックをもっとカフェがわりに利用したいと思っている20-30代女性。
会社に行く途中、たまにはコンビニではなく、マックでパンを買えたらいいなと思っている同世代男性。
ファーストフードやコンビニの商品をいろいろ試してみたいと思っている人。
詳細:
【マックベーカリー新発売】
『マックベーカリー』は、朝食やおやつの時間帯などにマクドナルドで手軽に温かいベーカリーを楽しむ「パン」シリーズ。「メロンパン」「「チョコデニッシュ」「シュガークロワッサン」の3種類。それぞれ100円。焼き立て感のある商品のイメージを伝えるため、職人がピールにベーカリーを乗せ今にも焼こうとしている様子をモチーフにしたロゴを採用。
『マックベーカリー』の7月18日の全国発売を前に、東京・表参道でイベント『マックベーカリーマンを探せ!』を7月12日(土)に実施。発売にさきがけて7月1日にWEBサイトを公開。
マックベーカリー:メロンパン、シュガークロワッサン、チョコデニッシュ
【イベント内容】
「発売を目前に控えた“マックベーカリー”が人の姿に変身して街に逃げ出してしまった!どうやらこの“マックベーカリーマン”は7月12日(土)に東京・表参道に集結するらしい。
無事発売できるようにマックベーカリーマンを探しに表参道に来てください」とサイト内で7月5日に告知。
逃げ出してしまった“マックベーカリーマン” (メロンパンマン・チョコデニッシュマン・シュガークロワッサンマン)を探し出すという、一般参加型のイベント。
表参道に現れたベーカリーマン
表参道の交差点など付近で配布しているエントリーカードを受け取り、携帯電話のカメラやデジタルカメラで、街に隠れている“マックベーカリーマン”を撮影して表参道のイベントスペースに持っていくと、スロットマシーンによる抽選で豪華プレゼントが当たる。
※撮影するともとのマックベーカリーに戻っていく、というストーリーになっている。
※約1,500人が参加した。
(プレゼント内容) 1等 マックベーカリーが贈る フランス・パリ4泊6日の旅 ペアご招待 1組2名様 2等 マックカード2,000円分 3等 マックカード500円分
サイト内コンテンツ:
【マックベーカリーTV】
ニュースキャスターと中継でリポートするナンシーによって「うわさのマックベーカリーマン」について情報をニュース形式で伝える。視聴者から投稿された画像やムービーとしてその正体(どんな姿なのか)が明らかになってくる。イベント後には、イベントの模様や参加者の感想を報告。また、ニュースキャスター自身が試食をするというシーンも用意されている。
【アメーバブログとのタイアップ】
アメーバブログのブログを書くネタを集めた「クチコミつながり」のページに「メロンパンは好き?」というテーマをブログネタとして掲載。ブログネタの内容はマックベーカリーの発売とイベントの告知。結果、8000件以上のブログに書かれた。
アメーバブログの「クチコミつながり」
ブログネタ詳細
【バズポイント】
・ニュースリポートによって、徐々にその正体がわかるという期待感
・実際に街にマックベーカリーマンが現れる!という身近感、その見た目の面白さ
【ネット上のコメント】
・「なんとマクドナルド でお茶をしているメロンパンマンとチョコデニッシュマンに遭遇
なんだか面白い光景でした。」(2008年7月15日)
・「小麦粉価格奮闘でパンの値段が上がっている今、コンビニで買うパンでさえ100円で買えなくなってきていますからね。マックベーカリーはかなりお買い得ですよ。」(2008年7月12日)
【コメント】
・アメーバブログのブログネタとなったことで、今までになく多くのブログでこのキャンペーンについて語られていたのですが、実際にイベントに参加した人が多くて驚きました。
参加するモチベーションとして考えられるのは、
「写真を撮るというアクション→簡単、ブログのネタにもなる」「賞品の豪華さ」でしょうか。
・同日に同じエリアでホッピーの60周年記念イベントが開催されていたそうで、ハシゴした人も多かったようです。休日のおでかけ先としてこういったプロモーションイベントが選択肢のひとつになってきているように感じました。
・発売を前に逃走→捕まえる(撮影する)とパンに戻る、というようなストーリー付けがしっかりしているとキャンペーンも展開しやすいのだなと改めて実感しました。
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