TRIBAL MARKETING LAB.

米メディア・広告業界、行動ターゲティング広告の自主規制ルール策定

一部で物議を醸し出している？行動ターゲティング広告ですがアメリカでは2010年から自主規制をスタートさせるそうです。

行動ターゲティング広告って広告主側から見れば、効率的だし便利ではありますが、ユーザー側からすると時としてちょっと気持ち悪いときありますよね。

そういった部分をオープンにすることはもちろん、下記のような様々なルールを設定しています。

行動ターゲティング広告は日本でも活況を呈してきていますが、ちょいと把握しておく必要はありますね。

↓下記引用となります。(参照：The Interactive Advertising Bureau (IAB)Self-Regulatory Principles for Online Behavioral Advertising)

自主規制ルールは2010年初めから実施予定。以下の7つの原則を打ち出している。

• 教育：行動ターゲティング広告について、個人および企業を啓発する
• 透明性：行動ターゲティング広告に関連するデータの収集や利用について、消費者に明確に開示する
• 消費者による管理：消費者が、行動ターゲティング広告のためのデータ収集・利用を許可するかどうかを選べるようにする。サービス事業者は事前にユーザーの同意を得るとともに、データを匿名化する対策を取らなければならない
• データのセキュリティ：適切なセキュリティを提供し、データの保持を制限する
• 変更に際しての同意の取得：行動ターゲティング広告のためのデータ収集・利用方針などを変更する際には、事前にユーザーの同意を得る
• 機密データの扱い：子供から収集したデータ、医療・金融関連データについては保護を強化し、13歳未満の消費者に行動ターゲティング広告を提示する場合は保護者の同意を得る
• アカウンタビリティ：コンプライアンス違反の監視・通報プログラムなど、自主規制ルールを前進させるためのプログラムを開発する

　このルール策定に参加したのは米国広告業協会（AAAA）、全米広告協会（ANA）、米ダイレクトマーケティング協会（DMA）、インタラクティブ広告協会（IAB）、米商事改善協会（BBB）。

WebPRのしかけ方

こちらもまたまたアップが遅れてしまいましたが、ビルコムさんから「WebPRのしかけ方 ――広告だけに頼らなくても、モノは売れる。 」、献本いただきました。Nさん、ありがとうございます。

ブルカレ本田さんの「戦略PR」から、よりいっそうPR領域への注目が高まっていますが、この流れはしばらく続きそう。（とは言いつつ、世の中に空気を作るってむっちゃ大変なことですが・・）

この週末にまた読み比べてみたいと思います。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「きずなラボ」 メディアセミナー

今日は弊社がご支援させていただいているユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんのメディアセミナーに立ち会ってきました！

今回はニューロマーケティングを活用したプロモーションプランになってるんですが、なかなか興味深い結果が出ています。

写真は脳科学のオーソリティである杏林大学医学部　主任教授（精神神経科）の古賀先生。むっちゃお茶目なキャラクターで周りを和ませてくれます。

こちらのセミナーの準備とプロモーションの準備で数日間瀕死の状態だったので詳細はまた後日～。

↓サイトも可愛いカンジで出来上がってきました。（メインコンテンツは7月18日アップ予定です☆）

Yahoo!×トランスフォーマーリベンジ

ウチのWEBディレクターこんどーさんに教えてもらいました。

Yahoo!がエライことになってます。

通常のYahoo!のトップページで検索窓に「トランスフォーマー！」と入力すると突然TOPページがジャックされて上記のページに飛びます。

Yahoo!でやっているのですでに知っている人も多いと思いますが、Yahoo!でここまでやるのも面白いですね。お金もかかってそうです。

サイトの流入数やコンバージョンなども知りたいですね。

流れはこんなカンジ↓

通常のYahoo!のTOPページで検索窓に「トランスフォーマー！」と入力・・・

そうするとなんと！TOPページにヒビがっ！

ボカーン！！

最後はこんなカンジでトランスフォーメーションしますｗ

ルイ・ヴィトンのオリジナルゲーム、モバゲータウンで配信

あのルイ・ヴィトンがケータイゲームってのもスゴイですね。

モバゲーを運営するディー・エヌ・エーは6月25日、ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニーのオリジナルゲーム「PRECIOUS CARGO」の配信を開始したと発表。

ゲームの内容としては同じ種類のボックスを並べて消していくという「ぷよぷよ的」なゲームになっています。

ヴィトンは以前もプーペガールでアバターコンテンツの展開などもしていましたが、超ハイエンドブランドなのにかなり柔軟性がありますよね。

こういったコンテンツはややもすればブランドイメージを崩しかねないし、昔からのロイヤルカスタマー（こういうコンテンツのターゲットでない人たち）の反感を買うケースもあるでしょうからね。

その分コンテンツのクオリティや世界観の踏襲には非常に厳しいらしいですが、こちらのゲーム、配信が7月7日までとかなり短期間なので、気になった方はゼヒお試しを。

夕張の「夫妻」、カンヌ広告賞でグランプリ

あの「カンヌ広告賞」で北海道夕張市のまちおこしキャラクター「負債を抱えた夕張夫妻」がグランプリを受賞したそうです。

こちらは「負債」と「夫妻」をかけたキャラで、ビーコンコミュニケーションズさんが２年前に考案。（「夕張父さん（倒産）」と「まっ母（真っ赤）さん」だそうで。。）

服も継ぎはぎがあってかなりシュール。。（金はないけど愛はあるそうです）

ちなみに最近のクチコミ状況を拾ってみましたが、そんなに話題にはなっておらず（3ヶ月間で38件）↓

発表当初は一時的にドバっと語られています（3ヶ月間で713件）↓

「サトウのごはん」テレビCMを1/3に減らして利益3倍？

そういえば「サトウの切り餅」とか「サトウのごはん」って最近テレビCM見なくなりましたね。

結構インパクトあるCMをやってたと思うんですが。。

J-CASTニュースによると、サトウ食品工業は原油価格高騰などによる原材料の値上がりで大幅なコスト削減を迫られたため、テレビＣＭを年間9億円弱から3億円弱へと、3分の1に減らしたそうです。

単純に考えるとあれだけＣＭを打っていたので売上へのインパクトも大きいかと思いきや、その他コストの削減幅のほうが大きく、無事に増益を確保。（ちなみに売上は4.9％減）

最終の営業利益はなんと3.2倍の9億円にも達したそうです。

ＣＭ削減分が6億円程度になりますが、6億円の「利益」を出すのって本当に大変ですからね。。

こんなことでＣＭの効果がなくなったなんて短絡的なことはもちろん言えませんが、一事例としては興味深いですね。

↓ちなみにこんなＣＭやってました。

↓これもかなり古いです。（30年前からＣＭを打っているそう）

あなたの運転技術は全国何位？--ホンダ、インサイトオーナーの平均燃費ランキングを「エコグランプリ」で公開

実はウチの実家、HONDAインサイトに乗り換えたんですよね。

ウチの両親もだいぶ高齢になってきていて、まさかもう新しくクルマを買い換えることなんてないだろうと思ってたのでちょっとビックリ。

まあ今まで乗ってたクルマが95年製でかなり古くなってきてたし、いくらBMWとは言え坂登るのもシンドイ感じになってきたので仕方ないんですけどね。（八木が実家にいたときだいぶ走行距離を伸ばすのに貢献？しましたｗ）

そこで今回のHONDA「エコグランプリ」なんですが、HONDAのメーカーオプションナビであるインターナビの通信機能を使って実際のインサイトオーナーの燃費とそのランキングを集計しています。

こういう都道府県対抗とかランキングってなんかちょっと燃えちゃいますよね。
対象がインサイトオーナーのみ、かつインターナビ設置者になるのでだいぶクローズドにはなりますが、こういう試みもオモシロイです。

ゼヒ両親にもエコドライブ＆セーフティドライブを心掛けて欲しいものです。

サイト内にはこんな動画コンテンツも↓

Web PRカレッジ 【マーケッター対談:part1】トライバルメディアハウス池田紀行×ビルコム太田滋

ビルコムの大田社長と弊社イケダのマーケッター対談がWebPRカレッジにて公開されました。

今回は記念すべき第一回目ということですが、今後様々なマーケッターが登場するということで非常に楽しみです。（次はいったい誰！？）

お時間のあるときにゼヒ覗いてみてください。

電子マネー発行枚数が日本人口とほぼ同数の1億2654万枚に

電子マネー、一気に普及してきましたね～。

主要10規格の発行枚数（契約数）がついに1億2654万枚と、日本の人口（約1億2700万人）にほぼ並んだそうです。（セブンイレブンへのエディの導入も昨日決まりましたしまたさらに増えそうです）

ここまで来ると日本人のライフスタイルを変えつつあると言ってもいいかもしれません。
コンビニやスーパーをはじめ、ホントに便利になりましたよね。

八木はだいぶ前からおサイフケータイを使ってますが、使い始めた当初は導入しているお店側でもあまり教育が浸透してないところがあり、おサイフケータイで決済をお願いすると、店中の店員さんがワラワラ集まってきてあーでもない、こーでもないとお客さんそっちのけで議論を始められたものです。

ちなみに2008年度の決済額は鉄道利用を除いても前年度比６割増(！)の1兆円超となっており、今後もグイグイ伸びていきそうです。

1兆円ものお金が実際の紙幣や硬貨ナシで流通してるってのもスゴイですね。ある意味エコ。