イマドキの小学生はインターネットくらい当たり前なんですね。
僕らが小学生のときは想像もつかなかった世界です。
便利になった反面失うものもあるとは思いますが、これも世の流れです。
・・・とそんなに大げさな話題ではないのですが、NTTレゾナントと三菱総合研究所は、小学生の子どもを持つ保護者を対象に小学生のインターネット利用に関する調査を実施。
結果としては6年生の約9割がインターネットを利用しており、小学生の間でもインターネットが一般化しているという内容になってます。
こちらの調査は今回で7回目になりますが、おさえておくべきデータかもしれません。
また調査の概要は下記の通りです。(gooリサーチより引用)
1. 光回線の普及率が上昇。子どものいる家庭の約5割が利用。
2. フィルタリング機能の利用は約2割、さらに認知度は約9割に向上。
3. インターネット利用のルールを設ける家庭は7割と増加傾向。ルールの1位は接続時間。
4. 利用目的は「ゲーム」「勉強や宿題のため」がともに上昇。「ネットサーフィン」は減少。
5. 家庭でのネット利用時間は減少傾向。約8割は週に2時間未満の利用にとどまる。
6. 約5割の保護者が、子どもからのトラブル相談に“備え”
7. 5人に1人が携帯からインターネットへアクセス。利用制限サービスは6割以上が加入。
8. 携帯利用についてルールのある家庭は約8割。
<調査概要>
1. 調査対象: 小学生の子どもを持つ保護者
2. 調査方法: 「キッズgoo」上での公開型インターネットアンケート
3. 調査期間: 平成20年7月28日(月)~8月5日(火)
4. 有効回答者数: 8,818名
5. 回答者の属性:
【性別】: 男性:46.0% 女性:54.0%
【年代別構成】: 10代:1.9% 20代:3.8% 30代:43.2% 40代:48.9% 50歳以上:4.1%
http://research.goo.ne.jp/database/data/000863/
に記載がありますように「小学生向けポータルサイト「キッズgoo」(*2、http://kids.goo.ne.jp/ )上において、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、小学生のインターネット利用に関するアンケートを実施」した結果なんですよね。
ウェブ、しかも「キッズgoo」でアンケートを採った結果だ、という点を鑑みますと「小6の9割がインターネットを利用」とは言えないでしょう。
「小学生向けポータルサイト「キッズgoo」(*2、http://kids.goo.ne.jp/ )上において、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、小学生のインターネット利用に関するアンケートを実施」した結果、得られた回答の小学六年生の9割がウェブを利活用している、という結果が書かれているに過ぎません。
調査情報を参照したり記事にしたりするときは「何処でどういうアンケートを採ったのか」は非常に重要なファクタとなるかと思います。
投稿情報: ululun | 2009-11-18 01:24
ululunさん、ご指摘ありがとうございます!
こういった調査データは調査手法や調査サンプル、場合によっては調査地域によってもだいぶ結果が変わってきますからね。
調査系データを掲出するときは以後気をつけたいと思います。
投稿情報: NOBU | 2009-11-18 01:42