なんだが久しぶりにARG(代替現実ゲーム)という言葉を聞いた気がします
2005年くらいに海外で同じく自動車メーカーのaudiなどがARGを実施して大きな話題になったことを思い出します。
今回はトヨタが、昨年12月に発売した新型ヴィッツのプロモーションのために「ARG(Alternate Reality Game=代替現実ゲーム)」という手法を取り入れてキャンペーンを展開しています。

こちらのプロモーションは慶應義塾大学の武山政直研究会という団体とトヨタの共同プロジェクトとして進められており、企画・WEB制作およびプロデュースにはカヤックと電通が参加しているそうです。
かなり大掛かりでお金の掛かっているプロモーションということは間違いないのですが、現時点での参加者数がまだ『665人』(2月22日時点)ということで、マス対象のヴィッツという商材としてはリーチしているユーザーが少なすぎる気もします。
これはARGの良い点でもあり悪い点でもありますね
ARGは比較的長時間そのブランドに接触させることができるので関与度やブランド好意度を大きく高めることに適している反面、そのプロセスの長さから参加までのハードルが高く、リーチ出来る人数が少ないことがデメリットとして上げられます。
本キャンペーンは2月21日から27日までのわずか1週間の展開なので、より一層参加者の獲得が難しいと言えます。
今回のプロモーションの最終的なプロモーション効果が気になりますね
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