こりゃなかなか興味深い調査ですね
オムニチュアは日本企業を含む569社からの回答に基づく「オムニチュア オンライン解析に関する調査 2010」の結果を5/11に発表。
こちらの調査の主な内容は、オンライン解析分野に関する詳細情報や、マーケティング担当者によるモバイ ル、ソーシャルメディア、動画などの新しいメディア活用事例などとなっています。
その中でも特に気になった調査結果はコチラ↓
- 回答企業の55%がマーケティング投資対効果に課題を持っている
- 動画/モバイル/ソーシャルメディアのマーケティング活用はわずか14%にとどまる
なるほど~。
動画、モバイル、ソーシャルメディアの活用もまだ14%なんですね。
逆に言えばこれからってことですが。
そんでもって、オムニチュアの担当ディレクターは、
「今日のマーケティング担当者にとって、新しいチャネルの活用法を効果的に測定することは重要です。しかし今回の調査からも分かるとお り、モバイル、ソーシャルメディア、および動画を対象とした効果測定、および最適化戦略の導入はあまり進んでいません。顧客の動きを正確に把握し、これらの新しいチャネルを戦略的に活用することで、売上拡大につながる明らかな差別化ができるでしょう」
と述べています。
その他の主な調査結果はコチラ↓(内容はオムニチュアHPより)
ちょいと要チェックです
■投資対効果(ROI)
- 回答者の80%はオンライン マーケティング活動の投資対効果を測定することが重要と考えているものの、実行できているのは31%にとどまる
■コンバージョン率
- 回答者の86%はオンライン マーケティング活動に伴うコンバージョン率を測定することが重要と考える一方で、25%が実行していない
■ソーシャルメディア
- 回答者の69.1%がソーシャルメディアをマーケティング活動に利用している
- しかし、上記回答者のうち41%はそれによるコンバージョン率を測定する仕組みを持っていない
■モバイル
- 回答者の多数を占める77.3%が現時点でモバイルをマーケティング活動に利用していない
- モバイルを利用している22.7%の回答者のうち、73%はウェブへのアクセスがモバイル端末から来ているかどうかを見ているだけで、モバイルア プリケーションと連動したコンバージョン率を測定できているのは30%に過ぎない
■動画
- オンライン動画をマーケティング活動に利用しているのは回答者の半数以下の42.9%
- 上記回答者のうち59%が動画視聴後のコンバージョン率が最も重要な指標と考える一方で、実際は70%が測定する手段を持っていない
- また、上記回答者のうち40%は、動画の再生開始を測定する手段を持っていない
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