20年も前に刊行されマーケティングのバイブル的な存在となっている 「マーケティング戦争(アル・ライズ, ジャック・トラウト 著)」の20周年記念版です。
本を読む速度があまり早くない八木にとってはなかなかのボリューム(約270ページ!)でしたが、非常に勉強になりました。歯に衣着せぬ論調で書かれているのである種の気持ちよささえ感じられます。
マーケィングを「戦争」になじらえ、過去2500年にわたる戦史を交えてマーケィングの説明がなされていたり、企業間の具体的な事例なども細かに記されています。(中盤あたりにあるアメリカのコーラ戦争、ビール戦争、ハンバーガー戦争あたりは、よりイメージが沸きやすいですかね)
あらゆるビジネスパーソンに向けて書かれた書籍ですが、企業の「広告」に触れている部分も多々ありますので広告業界の方にもオススメです。
こちら常勝へ導く「4つの戦略」の奥義です↓
1:トップ企業(ブランド)がとるべきマーケティング戦略は「防衛線」である。
2:二番手企業がとるべきマーケティング戦略は、「積極攻撃」である。
3:規模で劣る企業がとるべきマーケティング戦略は、「側面攻撃」である。
4:地域企業、地場企業がとるべきマーケティング戦略は「ゲリラ戦」である。
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