【LOVE DISTANCE ~僕らは10億ミリ離れていた。~】
クライアント:相模ゴム工業
商品名: サガミオリジナル002(コンドーム)
実施期間:2008年12月1日~12月24日
URL:http://www.lovedistance.jp/
キャンペーンメッセージ:「それでも、愛に距離を。」
ターゲット:20代男女、遠距離恋愛中の人
詳細:
■24日24時間!
遠距離恋愛中のカップル2名(男:ショーヘイ,女:イオリ)が、お互いの愛を確かめるため、
それぞれ東京・福岡と別々の地点からランニングを開始し、中間地点あたりで再会するまでの様子を追う
視聴者疑似体験型サイト。
10億ミリ(東京~福岡間」離れた場所から再会のために走り続けるカップルを生中継することで
恋愛における距離をテーマにしたストーリーを伝える。
再会の日は12月24日。
携帯電話を取り上げられた2名の連絡手段は「メール」と「23時から10分間のテレビ電話」のみ。
それぞれの様子はどちらも中継車によって生中継され、サイト上で公開される。
視聴者は、男性限定の「ある男」、もしくは女性限定の「ある女」サイトを選択して、
リアルタイムに遠距離恋愛を疑似体験しながら24日間の行方を楽しめる。
また、ゴール当日の12月24日にクライアント企業名がわかるという仕組み。
2人が走る24日間の様子は終了後CFとしてYouTubeなどでも流された。
また、坂本龍一の「hibari」がBGMとして流れ、サイトのしっとりとした空気感を演出している。
■ある男、ある女
このサイトは男女で分かれており、最初に選んだ性別でしかサイトを覗くことができない。
つまり、「男性」を選ぶと、24日間、全てのコンテンツが「ある男」目線で展開される。
パソコンを2台用意すれば両方のコンテンツを楽しめる。
「ふたりの行方を両方とも見たいという強欲なあなたは目の前にPCを2台並べて、お楽しみください。」
サイトコンテンツ
【ROUTE MAP】
・「ある男」と「ある女」の現在地と走破ルートを日本地図上に表示。GPSによってふたりの現在地と、残りの距離を計測
ある男ショーヘイorある女イオリor彼らに同行しているスタッフによるブログが毎日つづられた。
【SURVEY】
サイト内で遠距離恋愛をしたことがある18歳~35歳の男女各200名のアンケート結果を掲出。
全体の49%が「遠距離恋愛中、浮気をしたことがある」と回答。
そのうち、男性では43.5%、女性では32.0%が「遠距離恋愛中、浮気を秘密にした」と答えている。
そのほかの結果例)
「浮気を許した」と回答した女性は73.6%に上り(男性58.5%)、
「遠距離恋愛を長く続ける上で必要なもの」としては、40%が「我慢・妥協」をあげ、次いで「愛」(23%)、「お金」(20%)。
【CHEERING】
・2人へ手書きツールをつかって応援メッセージを作成、送ることができる。メッセージは同行しているロケ車
※
ちなみにキャンペーン期間中の12月21日「遠距離恋愛の日」。
(「1221」の両側の「1」が1人を、「2」が近づいた2人を表している為)
【バズポイント】
・2人のやりとり(メールやテレビ電話)をリアルタイムに傍観することができる。
・クリスマスイブにクライアント名が明らかにされる。
・豪華な制作陣
【ネット上のコメント】
・「コンセプト文でも距離に関して強くアピールしてるからクライアントは通信関連の会社かな?」(2008年12月21日)
・読みでいうと、携帯キャリアの「TV電話」機能。(2008年12月11日)
・クライアントは、走る系でNIKEかな~、それともケータイ系かな~(2008年12月15日)
・「DISTANCE」ってとこから推測されるのはケータイキャリア、電鉄、航空ですね。(2008年12月5日)
【コメント】
・どこのクライアントなんだろう!●●だと思う!いや△△だ!といった予想が、制作側の思惑通りあちこちのブログで
起こっていました。(携帯キャリアだろうという推測が一番多かったです)
期待が大きかった分、クライアントが明らかになって「なーんだ、そうきたか・・」という落差も大きかったようで。。
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