今日は昨日に続き、またちょっとしたつらつらです。(たまたま気になったことが続いてしまい・・)
ニフティさんの下記の調査をふとネットニュースで目にし、ホンマかいなと思い、ちょいとその中の「アルコール部門」を調べてみました。
↓下記、markezineからの引用です。
ニフティは28日、商品ブランドに関するブログ記事を分析して、アルコール飲料、ノンアルコール飲料、国産自動車、シャンプーの4つのジャンルのブランドランキングを発表。
「BPIブランドランキング」は、商品ブランドに関する記述があるブログ記事を、ニフティのブログ分析指標で分析・算出したBPIスコアの高い順に ランキング化したもの。今回は、7月から9月の3か月間に投稿されたブログ記事の中から、「アルコール飲料」「ノンアルコール飲料」「国産自動車」「シャ ンプー」の商品ブランドに関する記述があるものを分析対象としている。
「アルコール飲料」で1位の「アサヒスーパードライ」は、ブログ記事数で2位に2倍以上の差をつけ、推定閲覧数も200万を超えている。また、サントリーのハイボール施策の効果が表れたのか「角瓶」「山崎」がトップ10内に登場している。
まずはアサヒスーパードライのブログ投稿数を見てみることに。
こちらは巡回しているブログベンダー数とかも違うので一概には言えませんがブームリサーチで同時期の投稿数を調べると5,853件とニフティさんの8,394件よりもだいぶ少なく出てきました。
それよりもポイントなのは、これらのブログの「記事内容」ですかね。
ざーっと見てみたところオーガニックに「スーパードライうまい!」と書いている人はかなり少ないカンジ。(確かに売れてるし、うまいんだろうけどブログに書くまでの動機にはあまりならない商材ですよね)
どっちかというとブログでビールの販売情報などを流している人がほとんど。
↑こんなカンジで5,853件、全てのブログ書き込み内容を見ることができます。
ちなみにその大部分を占めているのが下記のようなブログ。
うーん、確かにスーパードライは超売れ筋商品だし、こうやってブログに書かれれば情報に触れる確率は高まりますが、これを純粋に「ブログ」の書き込みと言っていいのでしょうか。。アフィリエイト系もかなり多いですし、なかなか悩ましいです。
そして「キリンコーラショック」のほうは、書き込み件数は期間中2,156件とこちらもニフティさんの調査よりは下がります。
ただ、こちらは新商品ですし、「実際に飲んでみた!」や「黒木メイサ可愛い♪」などの書き込みは見られます。
まあどちらにしても単純に「記事数」などだけで話題性を判断していくのは非常に危険ですよね。(もちろんニフティさんの調査がそうという訳ではありませんが。)
その記事内容や商品特性なども鑑みないと判断を誤ってしまうときもあると思います。
ソーシャルメディアは切り取った部分によって、まったく見え方が変わるときがあるので、本当に気をつけたいところですよね。まさに「群盲、象を撫でる」です。
これからのソーシャルメディア時代に、しっかりとした「ソーシャルメディアの歩き方」をゼヒ身に付けていきましょう
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