ちょいと興味深いデータ結果があったのでご紹介。
先日の日本PTA全国協議会の2008年度の意識調査で「テレビを家族と一緒に見るという小中学生が増える傾向にある」というデータ結果が出たそうです。
ジャンル別では「クイズ番組」の人気が高く、リビングや台所で見ているケースが多いとのこと。
詳細を見ていくと、誰とテレビを見ることが多いか?という質問で「家族と一緒」を選んだのは、小5が54.9%で04年度の調査と比べ6.6ポイント増。中2は46.7%で 10.7ポイント増となっています。
見る場所も「リビング・台所」を挙げた小5が90.0%、中2も82.1%でいずれも06年度調査と比べて増加。「子供部屋」で見る割合は、小5が5.4%で1.9ポイント減、中2が14.0%で0.8ポイント減。
※調査は08年11月下旬に全国の小学5年、中学2年とその保護者計9600人を対象に実施。メディアに関する意識や利用実態について計約7500人から回答を得ている。
そんな中、CMに関しては「CMの6割が視聴者の心に届かず」なんて刺激的な結果(CM総合研究所調べ)も出ています。
同研究所の代表は「名のあるタレントやクリエイターを使えば意識に残るというわけではない。CMと販売には関連性があり、印象に残らないCMは企業に貢献せず、日本経済のロスですらある」なんて過激なことをおっしゃってますが、研究所であれば、どうしたらそういったCMが視聴者の心に届いていくのかなど、もう少し前向きなコメントも付記して欲しかったですね。
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