世界三大広告賞といわれる“One Show”、“CLIO AWARDS”、“Cannes Lions”を総なめしたUNIQLOCKですが、そのUNIQLOCKがユニクロの売上に貢献したのか?という興味深い記事がありました。
結論から言ってしまうと、「短期的な売り上げにはそれほど貢献していない」とのこと。
仕掛け人であるユニクロの勝部氏のコメントを借りると、「短期的な売上には、正直それほど貢献していないでしょう。しかし、もともと設計の時点から『ユニクロを世界に発信する』という中長期的な視点で取り組んでいました」ということです。
ま、そりゃそうだ。
UNIQLOCKのキャンペーンは、どちらかというと販促という側面よりもブランディングプロモーションの意味合いが強いですからね。
確かに短期的に売り上げに貢献したかどうかは正直分かりませんが、世界を含めたユニクロの認知度の向上やブランディングには相当寄与してますよね。
長い目でみればそれがジワジワと売り上げに繋がるというものです。
どんなプロモーションにも実施の目的やマーケティングゴール、KPI(目標数値)などがあると思いますが、これらを決して履き違えないようにプロモーション設計をしたいもんですね。
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