クチコミのひろがりもこういうカタチでみると
なかなか興味深いですね。
上記のグラフは日経リサーチのブログ解析ツール「blogVizセンサー」を使って、
11月に書き込まれたブログでの口コミを分析した結果です。
(調査対象は、「恋空」「続・ALWAYS」「象の背中」。)
今回の調査は映画に対するものなので、クチコミ度合いや
共感度合いなどは「映画の内容」に左右されるところが
大きいとは言え、どうやって拡がる仕組みを整えるかや
どこに話をする場を提供するのかなど、プロモーションの
仕組みを考える参考にはなりそうです。
以下、記事より引用でございます↓↓
日経リサーチが開発したブログ上でのクチコミの強さを測定する総合指標BBI(Blog Buzz Index)で、それぞれの映画の話題特性を見てみよう。ブログでキーワードに関連する記事を書いた人の数を表す「発信者数」では「恋空」が2605人 と、「象の背中」の501人、「続・ALWAYS」の515人を大幅に上回った。興行成績に比べ「続・ALWAYS」の感想をブログに書き込んだ人は少な いようだ。これは「恋空」の主な観客層が10~20代のブロガー世代で、「続・ALWAYS」ではブロガー比率の低い中高年が多いことが関連していると見 られる。
しかし、その記事にコメントやトラックバックで反応した話題の広がり状況を表す「話題波及度」では「続・ ALWAYS」が137.8ポイント、「象の背中」が127.9ポイントと高く、「恋空」は85.7ポイントにとどまる。「恋空」の感想を書き込んだ人は 多いが、それに対する反応は薄かったようだ。参加者間のコミュニケーションの濃さを表す「話題共有濃度」では「続・ALWAYS」が102.3ポイントと 非常に高く、「象の背中」が73.4ポイント、「恋空」は68.6ポイントだった。
また上図のBBIマップは、円の面積は総合指数の大きさを表し、マップの右上にいくほどコミュニケーションが活発 に行われていることを示す。マーケティング的には、大きな円が右上の座標軸に位置すると「多くの人に共感を受け、話題にされているという点で理想的」(日 経リサーチ)という。
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